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ドバイターフ(G1・芝1800メートル)は、アラブ首長国連邦(UAE)における芝の中距離王を決めるレース。総賞金も500万アメリカドル(約7億500万円・1アメリカドル=141円で換算)と極めて高い水準にある。
ドバイターフはドバイデューティフリーという名でドバイワールドカップと同じ1996年に創設された。ただし、当初はドバイワールドカップに出走できなかった馬に出走機会を与えるという意味合いを持ったレースであったため、ドバイワールドカップと同じダート2000メートルで行われた。
その後2000年に芝レースに衣替え。2002年にはG1へと昇格した。レースは2000年が1800メートル、2001年から2009年までは芝1777メートルで行われていたが、ナドアルシバ競馬場からメイダン競馬場へと開催場が移った2010年からは現在の1800メートルで固定。レース名は2015年に現在のものに変わった。
ドバイシーマクラシックと同様に日本調教馬の活躍が目立つレースで、これまで2007年のアドマイヤムーン、2014年のジャスタウェイ、2016年のリアルスティール、2017年のヴィブロス、2019年のアーモンドアイ、そしてロードノース(2021年から2023年まで3連覇)と同着での優勝となった2022年のパンサラッサと、計6勝を挙げている。
文:秋山 響(TPC)
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