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海外競馬発売

サウジカップ

キングアブドゥルアジーズ競馬場 1,800メートル(ダート)北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上

発売開始時刻
日本時間2月22日(土曜)
ネット馬券購入:19時30分
UMACA:19時30分
発走予定時刻
日本時間2月23日(祝日・日曜)2時40分

発売情報

発売開始時刻
日本時間2月22日(土曜)
ネット馬券購入:19時30分
UMACA:19時30分

2025年サウジカップ合田's View『世界の合田』によるレース展望

負担重量変更(発売開始後)
第9レース 3番 エルコディゴ 57.5キログラムに変更

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    フォーエバーヤング/ロマンチックウォリアー

注目馬の1頭目には、迷うことなくフォーエバーヤングを推す。3歳だった昨年は海外で4戦。中東の2戦で勝利を収め、ケンタッキーダービー、ブリーダーズカップクラシック(以上、G1・アメリカ)という、ダートの本場・アメリカにおけるG1中のG1でいずれも3着に入るという、極めて上質な成績を残した。アメリカで2度後塵を拝したシエラレオーネら、有力どころが次々と回避したここでは、強い勝ち方を見せて、世界の頂点を獲りにいくシーズンを、最高の形でスタートさせてほしいものだ。

暮れの香港カップ(G1・香港)を制した際のパフォーマンスで、フォーエバーヤングより4ポンドも高いレーティング125を獲得した香港調教馬ロマンチックウォリアー。言うまでもなく芝で得た評価であり、初ダートは大きなマイナス材料なのだが、ダートでも芝と同等のパフォーマンスを繰り出すようだと、フォーエバーヤングが窮地に陥る可能性が、少ないながらもある。

ロマンチックウォリアーがダートで動けなかった場合は、アメリカ調教馬ラトルンロールが2番手に浮上する。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    フォーエバーヤング/ロマンチックウォリアー

今年のサウジカップにおける最大のポイントは、香港のチャンピオンホースにして、世界最高賞金収得馬のロマンチックウォリアーによる、デビュー以来初めてとなるダート挑戦が、どのような結末を迎えるかにある。

地元香港に加え、オーストラリア、日本、UAEでG1を制している同馬。ここでその前に立ちはだかる最大の敵は、フォーエバーヤングであろう。昨年2月のサウジダービー(サウジアラビア・G3)以来、約1年ぶりにリヤドに帰ってきた同馬をブックメーカー各社は前売り1番人気に推しているが、私の見解も、ブックメーカー各社と同じだ。フォーエバーヤングロマンチックウォリアーを退け、世界最高賞金のレースを制するというのが、私の思い描いているシナリオである。

ブックメーカーの評価は高くないが、私が穴馬として狙っているのが、B.シーマー厩舎(UAE)のウォークオブスターズだ。前走のアルマクトゥームチャレンジ(UAE・G1)を逃げ切ったレースぶりから、大きな成長を感じとっており、2頭のセレクションには入らなかったが、馬券の買い目に絡めることをお勧めしたい1頭だ。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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