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サウジカップ(G1・ダート1,800メートル)は世界最高の賞金(総賞金2000万アメリカドル=約31億4000万円、1着賞金1000万アメリカドル=約15億7000万円ともに世界一)を誇るレース。同レースを含め、ネオムターフカップ(G2)、1351ターフスプリント(G2)、レッドシーターフハンデキャップ(2025年にG3からG2に格上げ)、リヤドダートスプリント(2025年にG3からG2に格上げ)、サウジダービー(G3)とサラブレッドの重賞だけで計6レースが組まれ、サウジアラビア競馬のハイライトとなっている「サウジカップデー」のメイン競走という位置づけにもある。
サウジカップがサウジカップデーとともに創設されたのは2020年のこと。第1回のレースはアメリカから参戦した前年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬マキシマムセキュリティが1位入線を果たしたが2024年8月に失格が確定。同じアメリカのミッドナイトビズーが繰り上がりでの優勝となった。
その後、2022年の第3回よりG1に格付けされ、地元のエンブレムロードが優勝。日本調教馬は第1回から毎年参戦しており、2023年にはパンサラッサが見事な逃げ切りを決めて初制覇を果たした。昨年は現地で出走取消となったメイショウハリオを除く4頭が出走して、ウシュバテソーロがアタマ差の2着に健闘した。
文:秋山 響(TPC)
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