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ドバイシーマクラシック(G1・芝2410メートル)は、アラブ首長国連邦(UAE)における芝中長距離路線の最高峰。総賞金600万アメリカドル(約8億4600万円・1アメリカドル=141円で換算)は同1200万アメリカドルのドバイワールドカップ(G1)に次いでUAEでは2番目の高額賞金となっており、「ドバイワールドカップデー」においては、準メインという立ち位置にある。
ドバイシーマクラシックは1998年にドバイターフクラシックという名でナドアルシバ競馬場の芝2400メートル戦として創設。その後、2000年に現在のレース名に変更され、2002年にはG1にまで上り詰めた。ナドアルシバ競馬場からメイダン競馬場へと開催場が移った2010年からは現在の施行距離である芝2410メートルで行われている。なお、2020年のレースはコロナ禍にあって取り止めとなった。
これまで2000年のファンタスティックライト、2003年のスラマニ、2013年のセントニコラスアビー、2021年のミシュリフなど多くのトップホースが優勝。日本調教馬の活躍も目立ち、2001年のステイゴールド、2006年のハーツクライ、2014年のジェンティルドンナ、2022年のシャフリヤール、そして2023年のイクイノックスと計5勝を挙げている。
文:秋山 響(TPC)
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