カテゴリー
用語
アジア競馬会議(略称ARC:Asian Racing Conference )は、アジア諸国間の親善と相互理解の促進、加盟国間の競馬交流を目的として、日本の提唱により創設された国際会議で、第1回アジア競馬会議は1960年に東京で開催された。2023年現在の加盟国は27カ国。第28回バンコク大会で、名称がARC(アジア競馬会議)からARF(アジア競馬連盟)と改称され、ARCは会議そのものを指す場合にのみ使われる。第40回アジア競馬会議が2024年に札幌で開催されることが決定。2008年に東京で行われた第32回以来、約16年ぶりに日本での開催となる。
用語
競走馬のサイクルは、大きく生産、育成、競走のそれぞれのステージに分けられるが、さらに育成のステージは、生まれてから離乳までの初期育成、騎乗馴致前までの中期育成、騎乗馴致から入厩までの後期育成に分けられる。この中で特に後期育成を専門に行う牧場を育成牧場という。後期育成期は、競走馬としての基礎体力や躾を身に着ける上で大切な時期である。これまでこの時期の管理技術については「強い馬づくり」を目指す日本の最も弱い部分とされてきたが、近年、競馬欧米諸国の競馬先進国を範にして、大きく進歩してきている。
用語
用語
Association of Racing Commissioners International(州競馬委員会全国協会)の略。ARCIの総会は米・加・メキシコ各州の競馬委員会委員が競馬の諸問題を全米的な視野で話し合う会合であるが、毎年、南米やアジア、ヨーロッパからもオブザーバー参加があって、重要な情報交換の場となっている。
用語
The National Thoroughbred Racing Association(全国サラブレッド競馬協会)の略。NTRAは、北米の競馬場および競馬関係団体の任意加盟団体で、サラブレッド競馬のマーケティングおよびプロモーション活動を行う。2001年にブリーダーズカップ協会と業務提携し、競馬へのスポンサー企業の誘致やブリーダーズカップ競走の振興を行っている。現在は約50競馬場および19の場外施行公社および競馬関連団体が加盟する。
用語
「競走馬のふるさと案内所」は(公社)日本軽種馬協会が全国6か所に設置している案内所。引退して馬産地の牧場へと帰った競走馬たちのふるさとを訪ねる競馬ファンのために、種牡馬や繁殖牝馬の所在や、見学の可否、見学時間、地域の交通など、さまざまな情報を提供している。
用語
馬主、生産者、厩舎関係者(調教師、調教助手、騎手、厩務員など)、獣医師、装蹄師、JRAとその関係団体のスタッフなどの競馬関係者のことを「競馬サークル」と呼ぶ。競馬に関係する報道関係者(記者、トラックマン、カメラマン、ライターなど)を加えて、より広い意味で「競馬サークル」と呼ぶこともある。
用語
用語
用語
都道府県あるいは指定市町村の行なう競馬を地方競馬というが、その公正かつ円滑な実施の推進を図るための協会。主な業務は、馬主および馬の登録、騎手の養成、訓練、免許交付審判員その他の地方競馬の実施に関する事務を行なう者の養成、訓練、派遣などである。
用語
JRAが開催する競馬のこと。札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の10競馬場で行なわれている。
用語
日本中央競馬会より騎手免許を交付されている騎手の組織で、関東と関西の両支部に分かれる。役員任期は2年で、理事の互選により会長・副会長・支部長を選出する。騎手の福祉の増進をはかるため必要な共済制度等の他ボランティアやチャリティーを行っている。
用語
日本中央競馬会より調教師免許を交付されている調教師の組織で、関東と関西の両本部に分かれる。役員任期は2年で、理事の互選により、会長・副会長、東西本部長、監事を選出する。
用語
用語
1967年、仏国馬種改良奨励協会の主唱によりパリで第1回大会が開催された。この会議は、1961年に創設された4ヶ国連絡委員会(英・米・仏・愛)を母体としており、世界中の競馬統轄機関の事務局長クラスが集まって競馬の政策、運営上の規則の統一、情報・経験の交換、相互援助、共同研究の推進を目的としている。日本は1973年の第7回大会から毎年参加。1993年に名称が国際競馬統括機関連盟(International Federation of Horseracing Authorities: IFHA)と改称され、現在59カ国が加盟(2014年11月現在)している。競走馬の能力を数値的に示すレーティングもこの連盟の下部組織である国際サラブレッドランキング諮問委員会で行われる。日本は加盟国代表12名で構成される執行協議会の一員となっている。血統と馬の記録に関する議題は、1976年に設立された国際血統書会議で個別に協議される。日本は1978年から参加。