用語
1967年、仏国馬種改良奨励協会の主唱によりパリで第1回大会が開催された。この会議は、1961年に創設された4ヶ国連絡委員会(英・米・仏・愛)を母体としており、世界中の競馬統轄機関の事務局長クラスが集まって競馬の政策、運営上の規則の統一、情報・経験の交換、相互援助、共同研究の推進を目的としている。日本は1973年の第7回大会から毎年参加。1993年に名称が国際競馬統括機関連盟(International Federation of Horseracing Authorities: IFHA)と改称され、現在59カ国が加盟(2014年11月現在)している。競走馬の能力を数値的に示すレーティングもこの連盟の下部組織である国際サラブレッドランキング諮問委員会で行われる。日本は加盟国代表12名で構成される執行協議会の一員となっている。血統と馬の記録に関する議題は、1976年に設立された国際血統書会議で個別に協議される。日本は1978年から参加。