今週の注目レース

中京競馬場 1900メートル（ダート）ハンデ 3歳以上オープン

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当レースは秋の大舞台を目指す馬が集まるダート中距離のハンデ重賞で、出走馬の年齢やキャリアは幅広く、予想が楽しいレースだ。今回は今年と同じく中京競馬場で行われた2020年から2022年を含む過去10年のデータを見ていく。

過去10年の出走馬で、前走で5着以内に入っていた馬の3着率は31.1%とまずまず。一方、6着以下に敗れていた馬の3着内率は10%を割っている。軸馬を探す際には前走の着順から絞り込もう。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績（過去10年）
前走の着順	成績	勝率	連対率	3着内率
5着以内	7-9-7-51	9.5%	21.6%	31.1%
6着以下	3-1-3-64	4.2%	5.6%	9.9%

また、前走の着順と同様に前走の単勝人気もチェックすると、前走で5番人気以内だった馬と6番人気以下だった馬の間で好走率に大きな差がある。ちなみに、前走を1番人気で敗れていた馬の成績は【2・2・3・7】で、半数が3着以内に入っているので要注目だ。〔表2〕

〔表2〕前走の単勝人気別成績（過去10年）
前走の単勝人気	成績	勝率	連対率	3着内率
5番人気以内	7-8-7-61	8.4%	18.1%	26.5%
6番人気以下	3-2-3-54	4.8%	8.1%	12.9%

幅広い年齢の馬が出走する重賞だが、過去10年の年齢別成績を見ると7歳以上の馬の好走率は低い。馬券の軸は3歳から6歳の馬の中から選ぶのがセオリーだ。なお、3歳馬は例年出走頭数は少ないものの好走率が高いので、出走があれば注目しておきたい。〔表3〕

過去10年の負担重量別成績を見ると、勝率や連対率に大きな差はないが、3着内率が最も高いのは57.5キログラム以上の馬で、それに次ぐのが55.5キログラムから57キログラムの馬となっている。ハンデが重たいことをマイナス材料と考える必要はなさそうだ。〔表4〕

（姫園　淀仁）

ご注意「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

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