年 | 着順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 調教師 | タイム(着差) | 単勝人気 |
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2022年晴・良 11頭 成績データ | 1 | ニシノデイジー | 牡6 | 五十嵐 雄祐 | 高木 登 | 4:45.9 | 5 |
2 | ゼノヴァース | 牡5 | 森 一馬 | 小林 真也 | 3 | 3 | |
3 | マイネルレオーネ | 牡10 | 植野 貴也 | 清水 久詞 | 1 3/4 | 6 | |
2021年晴・稍重 14頭 成績データ | 1 | オジュウチョウサン | 牡10 | 石神 深一 | 和田 正一郎 | 4:46.6 | 2 |
2 | ブラゾンダムール | 牡6 | 西谷 誠 | 松永 幹夫 | 3 | 10 | |
3 | レオビヨンド | 牡5 | 植野 貴也 | 高柳 大輔 | 5 | 4 | |
2020年晴・良 16頭 成績データ | 1 | メイショウダッサイ | 牡7 | 森 一馬 | 飯田 祐史 | 4:40.7 | 1 |
2 | ケンホファヴァルト | 牡7 | 熊沢 重文 | 森 秀行 | 1 3/4 | 9 | |
3 | タガノエスプレッソ | 牡8 | 平沢 健治 | 五十嵐 忠男 | クビ | 3 |
本競走は、1934年に当時の中山競馬倶楽部理事長であった肥田金一郎氏が、東京競馬場の東京優駿(日本ダービー)に匹敵する中山競馬場の名物レースとする目的で創設した障害競走である。第1回は同年秋に「大障害特別」の名称で行われ、翌1935年から春と秋の年2回開催となった。その後、度重なる名称変更を経て、1948年秋から現在の名称である「中山大障害」として定着している。
創設時の障害の規模は、中山競馬場・4100メートルに大土塁障害(通称赤レンガ)が高さ1.4メートル、幅2.2メートル、大竹柵障害が高さ1.6メートル、いけ垣障害が高さ1.5メートル、幅2.7メートルで現在の障害より大きく、合計10回の飛越と坂路(谷もしくは「バンケット」と呼ばれることもある)を6回上り下りするという過酷なものであった。その後、何度かの距離変更を経て1972年秋からは創設時の4100メートルに戻され、障害レースのスピード化に伴う事故防止のため障害の規模を多少縮小したものの、我が国では最も難度の高いレースで、「華の大障害」と呼ばれ親しまれており、障害を飛越する馬の迫力は平地競走とはまた違う醍醐味を感じさせる。
1999年に障害競走の改革に伴うグレード制導入により、本競走は最高峰のJ・GⅠに格付けのうえ、負担重量も別定から定量に変更された。また、同年から春季は「中山グランドジャンプ」としてリニューアルされたため、「中山大障害」は秋季のみの開催となったが、暮れの中山競馬を彩る障害のビッグレースとして、多くのファンに親しまれている。
なお、2002年に短期免許を取得してニュージーランドから来日したロシェル・ロケット騎手が、ギルデッドエージに騎乗して大差で快勝、JRA史上初の女性騎手による重賞制覇を成し遂げている。
スタート地点は3コーナー付近で、障害コースを4分の3周した後、向こう正面から襷コース(別名大障害コース)へ入る。深い谷を下って上る坂路(バンケット)から大竹柵(高さ1.6メートル・幅2.05メートル)へと続く最初の難関をクリアすると、しばらく左回りに変わって障害コースを半周。迎える二度目の襷コースでは、坂路に続いて大いけ垣(高さ1.6メートル・幅2.4メートル)が待ち構える。最後は右回りに戻って障害コースをひと回りしてゴールを目指す。終盤で芝・外回りコースを走る中山グランドジャンプと比べて、終始障害コースにとどまるぶん距離は短く、最後の直線に置き障害もないが、バンケット通過は1回増えている。障害界の頂点を決するのにふさわしい国内最高峰の障害コースだ。
12月23日(土曜)
中山競馬場 4100メートル(芝)
定量 障害3歳以上オープン
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