レースでは、出走馬は決められた負担重量(騎手、鞍などの総重量)を背負って出走しなければなりません。レースによって負担重量は次のように決められています。
下の表のように、2歳時と3歳時に、同一年齢の馬だけのレースの時のみに用います。
そのレース毎に負担重量を決定する基準が設けられているレースです。
基本となる重量に、収得賞金や勝利度数などによって負担重量が増減されます。基本となる重量は、原則として、2歳馬・3歳馬のレースでは馬齢重量、3歳以上・4歳以上など異なる年齢の馬が出走するレースでは、5歳以上牡・せん馬が平地競走58キログラム、障害競走60キログラム(いずれも牝馬2キログラム減)となり、3歳馬・4歳馬は5歳以上馬に対して、下表のとおり、月別、距離別に負担重量の減量が設定されています。
なお、オープンクラスなどの一部のレースは個別に基本となる重量が設定されています。
別定のなかでも、馬の年齢と性別を基準に定められているレースです。
なお、GⅠレースは、定量または馬齢重量で行います。
出走予定馬の実績や最近の状態などを考慮し、各出走馬に勝つチャンスを与えるよう決められた重量を負担させるレースです。JRAのハンデキャップ作成委員が、各々の負担重量を決定します。
南半球で7月1日から12月31日までの間に出生した馬が、平地競走(ハンデキャップ競走を除く)に出走する場合は、上記で決定した負担重量からさらに、下の表の区分に応じて減量します。