-
イベント・プロモーションイベント・プロモーション
古馬GⅠ戦線の主役を目指して
日経賞は天皇賞(春)の重要な前哨戦として、芝中長距離路線の有力馬が集まってくる。2022年の優勝馬タイトルホルダーは、次走で天皇賞(春)を制したのに続き、6月の宝塚記念も制してみせた。ここを勝ち、芝中長距離戦線の主役候補に名乗りを上げるのはどの馬なのか。過去10年の結果を参考に、好走馬に共通するポイントを探っていく。
伏兵台頭の余地は少ない
過去10年の優勝馬は単勝4番人気以内の馬に限られ、2着と3着もそれぞれ10頭中6頭が4番人気以内と、上位人気中心の傾向が見て取れる。10番人気以下の馬は3着すらないので、過度な穴狙いは避けた方がよさそうだ。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-3-1-4 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 3-2-2-3 | 30.0% | 50.0% | 70.0% |
| 3番人気 | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
| 4番人気 | 3-1-2-4 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
| 5番人気 | 0-2-0-8 | 0% | 20.0% | 20.0% |
| 6〜9番人気 | 0-2-4-34 | 0% | 5.0% | 15.0% |
| 10番人気以下 | 0-0-0-43 | 0% | 0% | 0% |
3着以内馬の前走に偏りあり
過去10年の3着以内馬延べ30頭のうち、10頭は前走が有馬記念、9頭はアメリカジョッキークラブCで、日経新春杯組も3勝を含む3着以内4回と相性が良い。これらのグレードの高いレースから臨んだ馬が強さを見せるなか、健闘しているのが3勝クラス組で、前走を勝っていた馬に限れば〔2・1・0・4〕と半数近くが馬券に絡む活躍ぶり。該当する馬がいたら注目しておくべきだろう。〔表2〕
注記:表は横にスクロールすることができます。
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 有馬記念(GⅠ) | 3-3-4-8 | 16.7% | 33.3% | 55.6% |
| その他のGⅠ | 0-1-0-4 | 0% | 20.0% | 20.0% |
| 日経新春杯(GⅡ) | 3-1-0-5 | 33.3% | 44.4% | 44.4% |
| アメリカJCC(GⅡ) | 2-4-3-16 | 8.0% | 24.0% | 36.0% |
| その他のGⅡ | 0-0-2-30 | 0% | 0% | 6.3% |
| GⅢ | 0-0-1-19 | 0% | 0% | 5.0% |
| オープン特別 | 0-0-0-9 | 0% | 0% | 0% |
| 3勝クラス | 2-1-0-8 | 18.2% | 27.3% | 27.3% |
| その他のレース | 0-0-0-4 | 0% | 0% | 0% |
- 注記:リステッドはオープン特別に含む
4歳と5歳が中心
過去10年の年齢別成績を見ていくと、4歳が好走率でトップとなっている。勝利数と3着以内馬の頭数では5歳が最多で、2番人気以内に支持された5歳馬は〔3・2・2・0〕と全て馬券に絡んでいる。一方、6歳以上の馬はミッキースワロー(2020年)の1勝にとどまり、好走率でも4歳と5歳を下回っている。〔表3〕
(高那実 マヤ)
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 4-4-1-12 | 19.0% | 38.1% | 42.9% |
| 5歳 | 5-2-3-26 | 13.9% | 19.4% | 27.8% |
| 6歳 | 1-1-3-31 | 2.8% | 5.6% | 13.9% |
| 7歳以上 | 0-3-3-34 | 0% | 7.5% | 15.0% |
