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牡4歳
調教師:A.オブライエン(アイルランド)
時に大きく崩れることがあるが、2走前のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス・芝2390メートル、5着)については、管理するA.オブライエン調教師が「公式発表のGood to Firm(良)よりも悪かった」と語ったように、馬場状態が影響したか。父譲りのトップスピードの高さが武器で、良馬場こそが本領発揮の舞台だろう。
せん4歳
調教師:F.グラファール(フランス)
非常にハイレベルだったキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス・芝2390メートル)を快勝。その後は、セン馬で凱旋門賞への出走資格がないこともあり、早くからジャパンカップに照準を合わせていた。9月に一頓挫あったことが気がかりだったが、前走でその不安は払拭した。
牡4歳
調教師:S.シュタインベルク(ドイツ)
強靱な末脚が最大の魅力。今年は6戦して2度崩れているが(4月のガネー賞、10月の凱旋門賞でともに9着)、この2戦はともに不得手な重馬場でのもの。度外視することも可能だろう。ここは良馬場を求めての参戦だ。
牡5歳
調教師:友道康夫(栗東)
推定上がり3ハロン32秒5という驚異的な末脚で天皇賞(秋)を制してGⅠ4勝目。昨年のジャパンカップは4着だったが、最高の過程で迎える今年はGⅠ連勝の期待が高まる。年内で引退の予定。その走りを目に焼きつけたい。
牝3歳
調教師:木村哲也(美浦)
今年のオークス馬。秋華賞も勝利して世代トップ牝馬の地位を確固たるものにした。他世代との対戦は初めてだが、近年のジャパンカップは3歳牝馬の好走が目立つ。鋭い決め手はここに入っても通用するはずだ。
牝5歳
調教師:高柳瑞樹(美浦)
2022年の桜花賞、オークスを制した牝馬二冠馬。昨年のジャパンカップはイクイノックス、リバティアイランドに次ぐ3着だった。ここはドバイシーマクラシック(G1・UAE・芝2410メートル、8着)以来だが、改めてその実力を見直したい。
牡5歳
調教師:杉山晴紀(栗東)
昨年、天皇賞(春)を勝ってGⅠホースの仲間入り。その後も宝塚記念3着、天皇賞(秋)2着、有馬記念4着と、充実の1年になった。今年も天皇賞(秋)で久々ながら4着と地力の高さを証明。ここは躍進を見込んでいい。
牡3歳
調教師:矢作芳人(栗東)
日本ダービー3着の後、愛チャンピオンS(G1・2000メートル)で3着。2着オーギュストロダンとは3/4馬身差で、ヨーロッパの強豪相手に互角の走りができた点は高く評価できる。ここでのGⅠ初制覇が十分にあり得る。
牡4歳
調教師:尾関知人(美浦)
昨年の菊花賞は途中からハナを切り、一度先頭を譲ったあとに直線で差して勝つという驚きのパフォーマンスで制した。その後は未勝利だが、菊花賞の内容から能力の高さは明らか。実力発揮がかなえば好勝負になるはずだ。
牡5歳
調教師:吉岡辰弥(栗東)
今年の宝塚記念の勝ち馬。前走の京都大賞典はまさかの11着だったが、あれが実力でないことは衆目の一致するところだろう。その後は熱心に乗り込まれ、巻き返しの態勢は整いつつある。当週の気配に注目したい。
牡4歳
調教師:手塚貴久(美浦)
昨年の牡馬三冠で1着、2着、3着と好走。好結果を出せない時期もあったが、前々走の宝塚記念で2着に入ると、前走の天皇賞(秋)でも勝ち馬から0秒4差の7着と、復調の兆しを見せた。完全復調をこの大舞台で示したい。
(外国馬=秋山 響(TPC)、日本馬=山下 健)
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