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『世界の合田』によるレース展望
合田 直弘(海外競馬解説者)フォーエバーヤング/ナイソス
2025年のロンジンワールドベストレースホースランキング・ダート部門で、世界首位タイの座に立ったフォーエバーヤング。2月11日にキングアブドゥルアジーズ競馬場のダートコースで、リヤドダートスプリント(G2・サウジアラビア)に出走を予定する同厩のアメリカンステージと併せ馬で最終追い切りを敢行。余力を残しての併入で、出走態勢は整った。5頭出しという大攻勢をかけてきた米国勢による包囲網を悠々と突破し、レース史上初めてとなるこのレース連覇濃厚とみる。
セレクションの2頭目に挙げたいのが、米国調教馬ナイソスだ。2歳10月のデビューから無敗の3連勝を飾り、2021年生まれ世代の最前線に躍り出た同馬。しかし、故障を発症して3歳2月から長期にわたって戦線を離脱。1年3か月ぶりの復帰戦となったチャーチルダウンズS(G1・アメリカ)こそ、クビ差2着に敗れたものの、以降はBCダートマイル(G1・アメリカ)を含めて重賞4連勝。通算成績8戦7勝という実績は、米国勢の中では明らかに最上位である。

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。
エマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)フォーエバーヤング/ナイソス
王者フォーエバーヤングが、サウジアラビアにおける3年連続の勝利を目指して、キングアブドゥルアジーズ競馬場に帰ってきた。現地到着後の彼は、終始リラックスしているように見え、身心ともに万全の状態にありそうだ。そうであるならば、ここも問題なく勝利を収めるはずである。
セレクションの2番手には、アメリカ勢の中でも筆頭格と目されるナイソスを挙げたい。ブリーダーズカップダートマイル(G1・アメリカ)の勝ち馬であり、前走のラフィットピンカイジュニアS(G2・アメリカ)でも、同馬と同厩で、アメリカ勢では2番手と目されるネバダビーチにきっちりと先着して勝利を収めている。ただし、この馬には1800メートルという距離への懸念がつきまとう。前半からペースが速くなり、スタミナを試されるようなレースになると、案外もろいところを見せる危険性もあるとみている。
2頭のセレクションからは外れたが、私が非常に気になっている存在がサンライズジパングだ。芝もダートも同じようにこなし、距離の面でも幅広いレンジが守備範囲にある馬だ。強敵相手だった前走の有馬記念(GⅠ)でも大きくは負けておらず、自分の馬券には穴馬としてぜひ絡めたい1頭だと思っている。(訳:合田直弘)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。
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