海外競馬発売

ブリーダーズカップマイル(G1)

キーンランド競馬場 芝1,600メートル3歳以上

発売時間
日本時間10月31日(土曜)
(発売詳細はこちらをご確認ください)
発走予定時刻
日本時間11月1日(日曜)5時20分

合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    レトリカル/レイクフォレスト

セレクションの1番手には、地元アメリカのレトリカルを推したい。キーンランド競馬場ではここまで3戦し、今年のターフマイルS(G1・アメリカ)は2着馬に2馬身1/4差をつける完勝で、昨年からの連覇を達成。今年4月のメーカーズマークマイル(G1・アメリカ)でも勝ち馬から1馬身1/4差の3着に健闘しており、この競馬場を非常に得意としている点を評価した。

10月3日のターフマイルS(G1・アメリカ)でレトリカルの2着となったイギリス調教馬レイクフォレストを、セレクションの2番手とした。

当初は、3歳春からこの路線の最前線に立ち、ここまで実に3か国で7つものG1競走を制しているノータブルスピーチを本命に推すつもりだった。来春からの種牡馬入りが決まっている同馬が、ラストランとなるここで有終の美を飾るというシナリオを思い描いていたのである。だが、現地入りして以降、現在のキーンランド競馬場の芝がタフな状態にあるという複数の声を耳にし、心変わりをした。彼が持つ強烈な瞬発力は、軽くて速いトラックでこそ生きるもので、ここは馬場不向きとして評価を落とした。

日本から参戦のアスクイキゴミは、非常に高い素質を持った有望株で、ここはぜひ、来年以降の世界制覇が視野に入る競馬をしてほしいと願っている。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    レトリカル/トゥルーラブ

地元アメリカのファンが期待を寄せるレトリカルをセレクションの1番手とした。前走ターフマイルS(G1・アメリカ)の内容が非常に良かった。2着に退けたレイクフォレストは、イギリス7ハロン路線におけるトップホースの1頭だ。同馬の最適距離は言うまでもなく7ハロンだが、アメリカの平坦で軽い馬場ならば8ハロンも問題ないと考え、この馬が楽勝する場面もあり得ると思って見ていたが、結果はレトリカルがレイクフォレストに2馬身1/4差をつける完勝だった。前走と同じコース同じ距離のこの舞台なら、この馬が一番強そうである。

セレクションの2番手には、A.オブライエン厩舎2頭出しのうちの1頭であるトゥルーラブを選んだ。今年の英1000ギニー(G1・イギリス)勝ち馬で、その後、やや成績を落としていた時期もあったが、前走パリロンシャン競馬場のフォレ賞(G1・フランス)を勝って復活を遂げた。調子が戻ったのであれば、ここでも争覇圏にいてしかるべき1頭である。

セレクションからは外れたが、穴馬として名前をあげておきたいのがキラートだ。ゲートさえスムーズに出れば、大駆けの可能性があるとみている。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

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