海外競馬発売

香港スプリント

シャティン競馬場 1,200メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間12月14日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間12月14日(日曜)15時50分

発売情報

発売開始時刻
日本時間12月14日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
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2025年香港スプリント 合田's View『世界の合田』によるレース展望

絶対的存在カーインライジングに日本の春秋スプリントGⅠ馬が挑む

この路線の水準が高く層も厚いのが香港で、このレースも過去10年のうち9年において香港調教馬が優勝と、圧倒的優位に立っている。

今年も地元香港に、昨年に続くこのレース連覇を目指すカーインライジングという絶対的存在がいる。2024年2月から継続している連勝が15まで伸びており、香港における最多連勝記録まであと"2"と迫っている同馬。今年秋にはシドニーに遠征し、香港同様にこの路線の水準が高いオーストラリアの精鋭を相手に、総賞金2000万オーストラリアドルのジ・エベレスト(G1・オーストラリア)を優勝。11月23日に行われた前哨戦の香港ジョッキークラブスプリント(G2・香港)でも、最後の150メートルを軽く流しながら、自らが持つトラックレコードに0秒13差に迫る好時計で優勝。手のつけられない強さを見せている。

地元香港勢では、この路線の重賞でカーインライジングの2着が5回あるヘリオスエクスプレス、前哨戦の香港ジョッキークラブスプリントがカーインライジングの2着だったファストネットワークらも、高い能力を持つ。

欧州からここに参戦するカーデム。2023年・2024年とロイヤルアスコットのクイーンエリザベス2世ジュビリーS(G1・イギリス)を連覇している同馬。今季後半はアメリカで3戦。ウッドフォードS(G2・アメリカ)を制し、ブリーダーズカップターフスプリント(G1・アメリカ)で3着と、まもなく10歳になる年齢を全く感じさせないパフォーマンスを続けている。意外にも欧州調教馬はこのレース未勝利だが、歴史を塗り替えるとしたら、このような異端の才能を持つ馬だろう。

日本からは、春の高松宮記念(GⅠ)勝ち馬サトノレーヴ、秋のスプリンターズS(GⅠ)勝ち馬ウインカーネリアンが参戦する。

これが3度目の香港遠征となるサトノレーヴ。シャティンでは2戦して3着と2着に入り、高いコース適性を示している。さらに今年6月にはロイヤルアスコットのクイーンエリザベス2世ジュビリーS(G1・イギリス)でも2着に好走。アウェイでも力を発揮できることを実証している。

ウインカーネリアンも、これが4度目の海外遠征と旅慣れた馬だ。今年春のアルクオーツスプリント(G1・UAE)で2着に好走。同馬もまた、アウェイへの対応力を証明済みだ。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

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