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香港マイル(G1・芝1600メートル)は、香港のマイル王者を決めるレース。前年比200万香港ドル増となったその総賞金3200万香港ドル(約5億4400万円、1香港ドル=約17円で換算)は香港カップの3600万香港ドルに次いで香港第2位。香港に3つある芝1600メートルのG1の中では最高額となっている。
香港マイルが創設されたのは1991年のこと。その後1999年にそれまでの1400メートルから1600メートルに距離が延長され、翌2000年にG1格付けを得て今に至る。
これまで、2007年から2009年まで3連覇を果たしたグッドババ、2017年、2018年連覇のビューティージェネレーション、2020年、2021年連覇のゴールデンシックスティなど数々の名マイラーが優勝。地元香港調教馬がG1昇格以降の23回で17勝を挙げるなど強さを見せている一方で、日本調教馬も2001年のエイシンプレストン、2005年のハットトリック、2015年のモーリス、そして2019年のアドマイヤマーズとこれまで4頭が優勝と存在感を示している。なお、2012年以降、香港調教馬以外で2着以内に入ったのは日本調教馬だけだ。
文:秋山 響(TPC)
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