JRAニュース
令和6年春の叙勲におきまして、下記のとおり勲章が授与される旨の発表がありましたのでお知らせいたします。
橋田 満氏(71歳、元社団法人 日本調教師会会長)
旭日小綬章
畜産業振興功労
1983(昭和58)年に中央競馬の調教師免許を取得、1985(昭和60)年の開業から2023(令和5)年2月の引退までに管理馬がJRA通算744勝を挙げるなど、常に第一線で活躍しました。うちJRA重賞63勝にはGⅠ11勝を含み、1990(平成2年)のマイルチャンピオンシップを制したパッシングショット(GⅠ初勝利)をはじめ、1998(平成10)年の宝塚記念を制したサイレンススズカ、1999(平成11)年の日本ダービーを制したアドマイヤベガ、2017(平成29)年の秋華賞と2019(令和元)年の英国・ナッソーステークスの国内外のGⅠ(G1)競走を制したディアドラなど、多くの活躍馬を手掛けました。橋田氏は、2012(平成24)年から2年間、2016(平成28)年から6年間、通算8年間という長きにわたり、一般社団法人 日本調教師会の会長を務め、中央競馬の発展ならびに畜産業の振興に多大なる貢献を果たした功績が認められ、令和6年春の叙勲において「旭日小綬章」を受章しました。
橋田 満氏のコメント
このたび、叙勲の栄を賜り、身に余る光栄と思っております。私が長きに亘り従事して参りました競馬や、馬が人の世界に果たす役割を国民の皆様方に役立つものと評価していただけた思いで感無量であります。
今回の叙勲は多くの仲間の皆さんとの共同作業の賜物であり、私は競馬の社会を代表していただいたものと承知いたしております。これからも、この栄誉の重みをしっかりと受け止め、馬の持つ魅力を一人でも多くの方に知っていただくために努力してまいります。