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ルガル
牡5歳
調教師:杉山晴紀(栗東)

- 父:ドゥラメンテ
- 母:アタブ
- 母の父:New Approach
- ここに注目!
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昨年はスプリンターズSを制し、JRA賞最優秀スプリンターにも輝くなど覚醒の1年となった。ここは59キログラムの斤量を背負う点が鍵となりそうだが、そこも乗り越え、GⅠホースの力を披露してくるはずだ。
3歳時は葵Sと京阪杯で2着に好走するなど、重賞でも活躍を見せ、充実の一年を過ごした。4歳初戦となったシルクロードSで重賞初制覇。2着馬に3馬身差をつける完勝で、さらなる活躍を予感させるレースとなった。勢いに乗って挑んだ高松宮記念は10着に敗れ、レース後に骨折が判明。昨年のスプリンターズSは休養明け初戦だったが、レースの前半600メートル通過タイム32秒1というハイペースを3番手で運び、強気の競馬で先頭に立って押し切った。それ以来勝ち星から遠ざかっているものの、3戦1勝、2着2回と得意の京都・芝1200メートルで復活を期す。
ナムラクララ
牝3歳
調教師:長谷川浩大(栗東)

- 父:アドマイヤマーズ
- 母:サンクイーンⅡ
- 母の父:Storm Cat
- ここに注目!
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半姉は重賞5勝を挙げ、GⅠでも2着が3度あるナムラクレア(父ミッキーアイル)。本馬も姉同様の類まれなスピードを秘め、スプリンターとして歩み始めている。まずはここで重賞初制覇を狙う。
昨年9月のメイクデビュー中京(芝1400メートル)を3/4馬身差で勝利。今年初戦となった紅梅S(リステッド・中京・芝1400メートル)で2勝目を挙げ、チューリップ賞(5着)、桜花賞(13着)と春はビッグレースにも挑んだ。距離短縮で初めての芝1200メートルに出走した3走前の3勝クラス・TVh杯(函館)でいきなり白星をつかみ、距離適性の高さを披露。前々走のキーランドCも4着とはいえ、重賞のメンバーを相手に勝ち馬から0秒2差と、差のない競馬を見せた。前走のオパールS(リステッド・京都・芝1200メートル、2着)では、今回と同じ条件を経験。まだまだ成長が見込める3歳馬に期待したい。
ペアポルックス
牡4歳
調教師:梅田智之(栗東)

- 父:キンシャサノキセキ
- 母:ミラクルアスク
- 母の父:ディープインパクト
- ここに注目!
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京都・芝コースでは4戦して勝ち星こそないものの、昨年の葵Sで2着に好走したように、好相性の舞台と言っていいだろう。すでに重賞で何度も好走しており、待望のタイトル獲得のシーンが見られるかもしれない。
昨年1月の未勝利で初勝利を挙げると、続く1勝クラス・かささぎ賞(ともに小倉・芝1200メートル)も2着馬に1馬身1/2差をつけて完勝。その後は橘S(リステッド・京都・芝1400メートル)と葵Sで2着に好走し、オープンクラスでも通用する能力を見せた。同年12月のラピスラズリS(リステッド・中山・芝1200メートル)で3勝目を挙げ、着実にステップアップ。今年は初戦のオーシャンSで2着の後、高松宮記念18着、函館スプリントS5着と敗戦もあったが、3走前のオープン特別・青函S(函館・芝1200メートル)で3着、前々走のキーンランドCでは2着に好走した。前走のスプリンターズSは13着だったが、GⅢで巻き返す。
メイショウソラフネ
牡6歳
調教師:石橋守(栗東)

- 父:モーリス
- 母:メイショウデイム
- 母の父:マンハッタンカフェ
- ここに注目!
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3歳で初勝利を挙げてからは毎年、白星を挙げており、確かな成長力を見せている。重賞挑戦は今回が8度目。レースを経験しながら力を蓄えた今こそ、重賞初制覇のチャンス到来と言えるはずだ。
一昨年の3勝クラス・長岡京S(京都・芝1400メートル)でオープンクラス入りを決めると、しばらく白星から遠ざかったものの、昨年のオープン特別・タンザナイトS(京都・芝1200メートル)で2着に1馬身差をつけて同クラスでの初勝利を挙げた。今春はシルクロードSで5着と、重賞でも健闘を見せた。前走のオパールS(リステッド・京都・芝1200メートル)では、トップスタートを切り、一度は好位にポジションを下げながらも直線で狭いところを割るように伸びて優勝。京都・芝1200メートルでは6戦して2勝、2着2回と良績を残しており、今回も好条件とみていいだろう。
ヨシノイースター
牡7歳
調教師:中尾秀正(栗東)

- 父:ルーラーシップ
- 母:アースプレイ
- 母の父:ゼンノロブロイ
- ここに注目!
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前走のスプリンターズSで5着に健闘。3走前の北九州記念では58キログラムのハンデを背負いながら2着に好走した。今回は別定戦で57キログラムでの出走となるだけに、斤量面では走りやすいレースと言えそうだ。
昨年はオープン特別・北九州短距離S(小倉・芝1200メートル)でオープンクラス初勝利を挙げると、夏には北九州記念で2着に好走。レースを経験しながら着実に力をつけ、6歳で重賞でも好走できるまでに成長した。今年は4月の春雷S(リステッド・中山・芝1200メートル)で2着馬に1馬身1/2差の勝利を挙げて健在ぶりを示すと、北九州記念では2年連続の2着。前走のスプリンターズSでは敗れはしたものの、GⅠの強敵を相手に勝ち馬ウインカーネリアンから0秒4差の5着と健闘を見せた。充実ぶりがうかがえる近走の成績だけに、今回は重賞初制覇のチャンスと言えそうだ。
ヤマニンアルリフラ
牡4歳
調教師:斉藤崇史(栗東)

- 父:イスラボニータ
- 母:ヤマニンパピオネ
- 母の父:スウェプトオーヴァーボード
- ここに注目!
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今年は3連勝を決めるなど飛躍の年となった。北九州記念で重賞初勝利を挙げ、GⅠ初出走も果たすなど、貴重な経験を重ねた。近2走は敗戦が続くが、かつての勢いを取り戻し、ここから再び連勝街道に乗っていく。
半兄ヤマニンサンパ(父ディープインパクト)は4勝をマークしている現役馬。半兄ヤマニンウルス(父ジャスタウェイ)はこれまで6勝で、プロキオンS、東海Sの重賞2勝を挙げているように、きょうだいが活躍を見せている。本馬は一気の3連勝で今年の北九州記念を制覇。道中は中団で運び、3コーナーから徐々に加速。直線では各馬の外から長く脚を使い、2着ヨシノイースターに1/2馬身差をつけて鮮やかに差し切った。京都の芝コースでは全4勝中2勝をマークしており、北九州記念の小倉を含め、直線が平坦のコースとは相性がいい。前走のスプリンターズS15着から巻き返すシーンは十分にありそうだ。
エイシンフェンサー
牝5歳
調教師:吉村圭司(栗東)

- 父:ファインニードル
- 母:エーシンパナギア
- 母の父:エイシンサンディ
- ここに注目!
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今年は初のGⅠ出走に続き、初めて海外遠征も経験。ここは帰国初戦で約7か月ぶりとなる点がポイントになるだろう。能力さえ発揮できれば、GⅢのメンバー相手なら地力上位と言えるはずだ。
昨年夏の3勝クラス・TVh賞(札幌・芝1200メートル)を勝ってオープンクラス入りを決めると、その後の2戦は敗れたが、今年初戦となった4走前のオープン特別・カーバンクルS(中山・芝1200メートル)をクビ差で制し、同クラス初勝利を挙げた。続くシルクロードSでは直線で力強く突き抜け、1馬身1/2差の完勝で重賞初制覇を達成。続く高松宮記念でも5着と掲示板を確保し、充実の春シーズンを過ごした。京都・芝1200メートルで重賞勝ちを飾っていることからも、ここは好相性の条件。持ち前の末脚を発揮して2度目の重賞タイトル獲得を狙う。
テイエムスパーダ
牝6歳
調教師:小椋研介(栗東)

- 父:レッドスパーダ
- 母:トシザコジーン
- 母の父:アドマイヤコジーン
- ここに注目!
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これまで重賞2勝を挙げている実績に加え、今年も重賞で2着と、6歳秋を迎えてもなお能力と持ち前のスピードは健在。今回も武器である先行力を生かして、粘り込みを図ることになるだろう。
3歳時にCBC賞で、JRAレコードとなる1分05秒8の時計で重賞初制覇。その後は低迷も続いた時期もあったが、翌年のセントウルSで再び重賞制覇を飾った。その後も芝スプリント路線で挑戦を続け、今年もオープン特別・韋駄天S(新潟・芝1000メートル)で6勝目をマークすると、続くアイビスサマーダッシュでは2着に好走。持ち前のスピードは衰えることなく、変わらず元気な姿を見せている。前走のJBCスプリント(JpnⅠ・船橋・ダート1000メートル)は14着だったが、初めてのダートのレースでもあっただけに、度外視していいだろう。走り慣れた芝1200メートルで、快速を見せたい。
(山口 大輝)







