今週の注目レース

阪神競馬場 3900メートル（芝）別定障害4歳以上オープン

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阪神競馬場スタンド前の芝コースからスタートして障害コースに入る3900メートルで行われるJ・GⅡ。4月のJ・GⅠ中山グランドジャンプの前哨戦に位置付けられている。今回は過去10年の結果から傾向を抜き出してみた。

過去10年で単勝1番人気は勝率が60%、3着内率は90%と高く安定感がある。また、2番人気と3番人気の3着内率も60%以上と、上位人気馬の好走率が高い。一方、6番人気以下で馬券に絡んだのは2頭だけ。データ的には上位人気馬、特に1番人気馬を信頼するのがよさそうである。〔表1〕

過去10年の3着以内馬延べ30頭のうち、前走が中山大障害だった馬は17頭いた。中でも、中山大障害で3着以内に入っていた馬は〔6・6・3・4〕の成績で、3着内率は78.9%に達している。馬券の中心にしたいのは中山大障害の好走馬だ。〔表2〕

注記：表は横にスクロールすることができます。

過去10年の騎手別成績では、石神深一騎手が7回騎乗して〔4・0・3・0〕の好成績。名コンビのオジュウチョウサン以外にも、マイネルグロン、ニシノデイジー、シンキングダンサーで3着以内に入っている。また、西谷誠騎手と高田潤騎手も異なった馬で3度も馬券に絡んでいる。〔表3〕

（姫園　淀仁）