今週の注目レース

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(GⅢ)

京都競馬場 2000メートル(芝)馬齢 2歳オープン

データ分析

中距離路線のホープが集う

オープン特別時代から後のGⅠホースを輩出しているレースで、2014年に重賞に格上げされた。ここでは阪神競馬場で行われた2020年から2022年を含む過去10年の結果から傾向を調べている。

前走3着以内の馬が中心

過去10年の出走馬のうち前走で4着以下に敗れていた17頭は3着以内に入っていない。データ的には前走3着以内の馬を馬券の対象とするのがセオリーだ。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
3着以内 10-10-10-59 11.2% 22.5% 33.7%
4着以下 0-0-0-17 0% 0% 0%

前走が芝1800メートル以上だった馬を重視

2歳戦で最初の芝2000メートル重賞であるため、中距離志向の強い馬が中心となっており、前走が芝1600メートル以下のレースやダート戦だった馬の成績はいまひとつ。前走で芝1800メートル以上のレースを使われていた馬からピックアップしたい。〔表2〕

〔表2〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
芝1400m 0-0-0-1 0% 0% 0%
芝1600m 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
芝1800m 6-6-4-28 13.6% 27.3% 36.4%
芝2000m 4-3-6-35 8.3% 14.6% 27.1%
ダート戦 0-0-0-3 0% 0% 0%

乗り替わりはややマイナス要素

例年京都2歳Sが行われるのは2場開催の土曜日。有力騎手のお手馬がバッティングすることが少ないためか、前走と同じ騎手が騎乗している馬が結果を出すことが多い。特にリーディング上位騎手が継続して乗る馬には注目だ。〔表3〕

〔表3〕騎手別成績(過去10年)
騎手 成績 勝率 連対率 3着内率
前走と同じ 7-6-8-40 11.5% 21.3% 34.4%
乗り替わり 3-4-2-36 6.7% 15.6% 20.0%

軸馬は単勝1桁オッズから

過去10年の当レースでは毎年単勝1.0倍から9.9倍の馬が2着以内に入っている。ヒモに人気薄の馬を入れるのはアリだが、軸馬はこのオッズ帯から選ぶようにしたい。〔表4〕

(姫園 淀仁)

〔表4〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.0〜9.9倍 8-8-4-22 19.0% 38.1% 47.6%
10倍以上 2-2-6-54 3.1% 6.3% 15.6%

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

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