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『世界の合田』によるレース展望2016年のモーリス以来、このレースの優勝から遠ざかっている日本勢だが、今年は大きなチャンスがありそうだ。
2頭出しの日本勢。1頭は2025年のJRA賞最優秀マイラーのジャンタルマンタルだ。2歳時に制した朝日杯フューチュリティS(GⅠ)、3歳時に制したNHKマイルカップ(GⅠ)、4歳春に制した安田記念(GⅠ)に続き、4歳秋にはマイルチャンピオンシップ(GⅠ)を制し、史上初めてとなる、“JRA芝混合マイルGⅠコンプリート(牡馬が出走可能なJRAの芝1,600メートルGⅠを全て勝利)”を達成した。コンスタントな成績を残している同馬が、2024年の香港マイル(G1・香港)では、らしからぬ競馬で13着に大敗しているのが唯一の気がかりだが、アスリートとして完成された現在なら、アウェイでも力を出せるはずだ。
日本勢が擁するもう1枚の駒が、シュトラウスだ。2月7日にUAEで行われたアブダビゴールドC(リステッド・UAE)を快勝。この時、4着と5着に退けたクドワーとアンドレアスヴェサリウスが、ドバイワールドカップデーのドバイターフ(G1・UAE)で2着と3着に好走。前走の価値が再評価されることになった。父モーリスから、シャティンの馬場への高い適性を受け継いでいるはずで、再度の大駆けがあっておかしくなさそうである。
イギリスから参戦するのが、ロイヤルアスコットのクイーンアンS(G1・イギリス)制覇の実績があるドックランズだ。昨年の香港マイルで4着に入り、シャティンの馬場にも合うことを実証済みだ。英国における芝平地シーズンの開幕日(3月28日)に行われた英ドンカスターマイルS(リステッド・イギリス)を勝っており、しっかりと臨戦態勢を整えての遠征となっている。
2024年、2025年と香港マイルを連覇しているヴォイッジバブル。地元の前哨戦である、4月6日のチェアマンズトロフィー(G2・香港)では3着に敗れたが、狙ったレースはきっちりと獲りにくるのがこの馬で、ここも争覇圏にいる1頭だ。
そのチェアマンズトロフィーを制したのは、ラッキースワイネスだった。2022-2023年シーズンには香港スピードシリーズ完全制覇を果たした同馬。2023-2024年シーズンの後半に左前脚の球節骨折を発症し、1年にわたって休養。復帰後は、善戦はするものの、かつての輝きは失われていた。すると陣営は、路線転換を決断。今年1月の香港スチュワーズC(G1・香港)で初めてマイル戦に挑み、ロマンチックウォリアーの2着に好走。その後、チェアマンズトロフィーを制し、ほぼ2年ぶりの勝利を手にした。前走のパフォーマンスを再現できれば、ここも好勝負だろう。

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。
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