IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2023年1月1日から11月5日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング120以上の50頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、クイーンエリザベスⅡ世ステークス(G1)、ブリーダーズカップ開催の諸競走などが新たに対象となっています。
ランキング上位3頭はレーティングと共に前回から変動はなく、トップは引き続き日本のイクイノックスです。天皇賞(秋)(GⅠ)を連覇し国内外の芝のGⅠ5勝目をあげたイクイノックスですが、レーティングは変わらず129です。第2位タイはエースインパクトとモスターダフで128です。第4位タイはビッグロックとフクムで127です。ビッグロックはクイーンエリザベスⅡ世ステークス(G1)で逃げて2着馬に6馬身差をつけて圧勝し、新たにランクインしました。また、フクムは第6位のウエストオーバー(レーティング126)とともに、来シーズン日本で種牡馬として繋養される予定となっています。そのほかでは、第10位タイ(124)で日本のタイトルホルダーと並んでいるオーギュストロダンは、ブリーダーズカップターフ(G1)を勝利し距離区分に「L」が追加されました。また、前回レーティング122で第14位タイだったホワイトアバリオは、ブリーダーズカップクラシック(G1)の勝利で第12位タイ(123)に順位を上げています。
日本調教馬は12頭が掲載されました。イクイノックスとタイトルホルダー以外では、ウシュバテソーロの第17位タイ(122)に次いで、ブリーダーズカップクラシック(G1)2着のデルマソトガケと天皇賞(秋)(GⅠ)2着のジャスティンパレス、ブリーダーズカップターフ(G1)3着のシャフリヤールの3頭が第23位タイ(121)となっています。また、ドウデュース、リバティアイランド、パンサラッサ、ソールオリエンスに加え、菊花賞(GⅠ)を制したドゥレッツァとマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)を大差勝ちしたレモンポップが第34位タイ(120)に掲載されています。
以下のPDFファイルで、ロンジンワールドベストホースランキング・日本馬のランキング等がご覧いただけます。
2023年1月1日から11月5日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。